ライブDJにワンカップさんを加え大分カタチになって来たある日、SNSにてあるイベントが出演者を募集していたので応募した。
そのイベントというのが新宿で開催されていた『シンドラーズ』というイベントだった。
僕は一部の二番手でライブをした。
その日のゲストライブは空也MCだった。
空也MCのライブを見て、やはり東京にはすごいラッパーがまだまだたくさんいると思った。
レベルも違うしエネルギーが凄かった。
その後、空也MCと僕は『シンドラーズ』にレギュラーで出演させてもらえる事になり、二回目の出演時にピックアップライブで出演していた当時17歳くらいの輪入道くんと出会った。
空也MCは埼玉で輪入道くんは千葉で、僕とほぼ同時期に東京にライブ拠点を移したこの2人は勝手に同期だと思ってる。
今も昔もたくさん刺激をもらってる。
『シンドラーズ』とともに僕のライブの原点となったイベント『綱渡りスクランブル』
この頃に福島県出身のラッパーやDJで構成されている『綱渡りスクランブル』というイベントのレギュラーにもなりました。
渋谷RUIDO K2にて 、毎回刺激に溢れていました。
とにかく一度このイベントを見に来て頂きたいくらい刺激とハプニングだらけでした。
時には出演者しかいないフロアでライブをしたり、でも、朝まで皆音楽に夢中で笑ってた。
お客さんとして梅酢くんが現れたのもこの時期だった。
レギュラーが増えて口コミも増えた。
「狐火ってラッパーがやばい」と言って頂いて、イベントの主催者さんなどがライブを見に来てくれるようになった。
そこからどんどんと知り合いや繋がりが増えていった。
そんなある日のライブ終わりに僕に声をかけて来た男がいた。
その男は長髪で足に龍のタトゥーがあった。
第一印象はとにかく胡散臭かった。